2009年1月15日木曜日

チケット発券

大韓航空のチェックインカウンタの1番手前に発券カウンターがあったので、勝手に入っていくが、誰もいない。5メートルくらい離れたところに話し合っているスタッフが3人いた。
私のほうを向いている女性がいたので、彼女を直視する。すぐに気がついてくれると思ったらまったく眼が合わない。視界に入っていると思うが、話を続けている。
海外では自分の仕事以外はしない人が多いので気にはしないが、気分の良いものではない。
他のスタッフが私の後ろを通り過ぎようとしたので、
「発券カウンターはここでいいの?」
と呼び止める。
「えっ、はい...」
と言いながら発券カウンタに誰もいないことを確認して、あの3人組のところに行く。
例の女性が、
「チケットの発券ですか?」
と対応してきた。
こいつらサボっていただけか、と思いつつ
「ええ」
と手短に答えた。
クレジットカードでサーチャージや税金の支払いを済せ、いざ発券と思いきや。
「帰りの航空券はありますか」
と聞いてくる。
前回、大韓空港でバンコクまで片道航空券を利用したとき、問題なく発券すると確認していたのだが、係員によるのだろうか。
バンコクからハノイ行く航空チケットは購入済みなので、
「ありますよ」
と答えて事前にプリントアウトしたチケットの控えを見せようとした。
しかし、入れたと思ったところにない...
直前にバックを違うものに変えたので、移し損ねてしまったようだ。

eチケットだから現物はないし、控えも忘れてしまったが、確かに航空券はあると説明する。インターネットにアクセスできっればネット上で確認できると付け加えたが、誰かと相談しに行ってしまった。
結構長い時間戻ってこなかったが、戻ってきて私に1枚の紙を差し出してきた。
バンコクで入国拒否をされても大韓空港には責任がないという誓約書だった。
書きさえすればいいのかと思い、署名する。

「出国用の航空券がない場合はビザが必要になる」ことをまだ言ってきたので、
「チケットはある」と反論するのはやめて、12月に法律が変わったことを説明した。

空路で入国した場合は30日、陸路の場合は15日の滞在がビザなしで許可されることになっている。
出国用の航空券を持たない陸路入国(通常はこのパターンだろう)に15日の滞在許可されるのである。出国用の航空券を持たない空路入国を入国拒否するわけがない。

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