2011年6月9日木曜日

ポイペトへビザラン③

カジノだが、いろいろ見て回ったので、どのゲームがどこのカジノにあったかはっきり覚えていない。
1つ言えることは、テキサスホールデムはなかったということ。残念で仕方がない。カンボジアの他の場所ではあるのだろうか?
カリビアンスタッドらしきものはありました。それと初めて見る3カードと7カードのポーカーがあったのですが、ルールがわかりません。少し見ていましたが、カリビアンスタッド同様1回配られただけでおしまいで、運の要素がほとんどのゲームです。勝てる要素はないし、ゲーム自体に面白味がなさそう。
ブラックジャックに似たポントゥーンがありました(普通のブラックジャックも当然ありました)。トロピカーナにあると思っていましたが、ダイヤモンドシティとポイペトパレスにありました。シドニーでゲームしたことがあるけど、プレイヤーが判断する機会が多く遊んでいて面白い。勝てればそれに越したことはないが、負けてもその分楽しんだと思えるゲームです。今度来たときにはこれ中心に遊ぶと思う。そのほかにはバカラやルーレットなど、見たことがないゲームもいくつかありました。
あるカジノで、客が入れないようにしてある場所がありました。準備中なのかと思っていたら、ディラーがカードを配っています。はじめなんだかわからなかったけど、ディラーの前にビデオカメラが置かれているのを見て、これが「オンラインカジノ」と呼ばれるもだという事がわかりました。カンボジアのカジノを検索していて「オンラインカジノ」という単語が出てきた時には、100%コンピューター制御だと思っていました。ですから全く興味がなかったのですが、実在のカジノとビデオ中継されているとは驚きです。インチキはできそうにもないので、結構いいかもしれません。
時刻は1時30分。今日はカジノで遊ぶ気がなくなったので、タイにもどることにしました。小さな橋を渡ってイミグレに行き入国手続き。わざとビザ番号を書かないでビザなしで入国できるか試してみましたが、すぐに「ビザがあるね」と言われ観光ビザの2回目を使われてしまいました。陸路の15日間で入国できれば2週間後にカジノで遊べるのですが、カジノは2ヶ月間のお預けです。
入国して、カジノバスが着いた通りに行くのにT字路を右に曲がり、通りの真ん中を歩いていると、左手にいた人に呼び止められました。よく見るとイミグレの係官のようで、左側には鉄柵が設けてありました。おそらく関税だと思いますが、入管からちょっと離れているので全然気が付ませんでした。少し戻って鉄柵の内側を通りその係官の前に行くとDバックの開けるよう指示されました。別に申請するものもないし、見られてたらやばいものもないのでいいのですが・・・
ジッパーをつまんで開けようとしたところ、隣で調べられていたタイ人だかカンボジア人だかわからない人が別室に連れて行かれ、私の係官もその部屋に行ってしまいました。1人取り残されて2,3分が過ぎ、どうも戻ってくる様子がない。目の前に係官が2人いるですが、俺のことを気にも留めていません。このまま行ってしまえそうでしたが、トラブッテもやだしやましいことは1つも無いので、その2人に代わりにチェックしてもらいました。当然問題ないので10秒でチェック終了。
バンコクに早く帰らなければならなかったので、帰りはロットゥー(12人乗りのワゴン車)利用しました。
ロットゥー乗り場で、
「バンコクに行く?」
「はい、バンコクのどこに行きたいの」
「プラカノン」
「プラカノン?」
なんかプラカノンがどこかわからない様子。
近くにある大きなバスステーションのエカマイならわかるかなと思い
「エカマイ」
分かったみたいで
「バンナーまでしか行かない」
バンナーまで出れば普通のバスに乗り換えて帰れる。
「OK、いくら?」
終点までだし即答してくるかと思ったら、知らないみたい。チケットの販売所ほかにあってそこで聞いて
「250バーツ」
なんか釈然としないけど、他に選択肢はないので販売所で250バーツ払ってチケットを購入。
出発時刻を確認すると30分後の2時30分。
出発前に近くのタイ飯屋で、クイッテアオのセンレックナームを食べた。

ロットゥーは出発してすぐ検問所らしきところに止まった。皆降りてIDのチェックを受ける。しばらくして又停まり、今度は外国人だけチェックされた。
途中ガソリンスタンドで給油休憩。2時間後ぐらいだっただろうか、ロットゥーは狭いから足を延ばせてちょうどよかった。
結局バンナーの交差点(スクンビット通りの手前まで)着いたのは6時ごろだった。

2011年6月6日月曜日

ポイペトへビザラン②

イミグレの近くまで来ているはずだが、目視できる範囲にそれらしきものはなかった。バスが走ってきた方向の先にポイペト(カンボジア)があるはずだと思い、適当に歩く。
進行方向左手は市場になっていたので、右に行ってみる。平行に走っている道があるのでそこまで行き、その通りの奥を見る。それらしき建物があったので、少し歩いてみるとイミグレの看板を確認することができた。
アランヤプラテートのイミグレはノンカーイと違い建物の中にありしっかりしていた。
数人並んでいただけだったのですぐ出国できた。
そのまま進んでいくと小川を渡ることになる。陸続きの国境と聞いていたが、実際はこの小川が国境線のようだ。
橋を渡ると両脇にカジノがそびえ立つ。もう少し奥まったところにあるのかと思っていたのでちょっと驚いた。カジノよりもまずアライバルビザを得なければならない。
右手にあるはずなので、それらしき建物を探しながら歩く。
看板が出ているわけではないがそれらしき建物があったので中に入った。
やはりビザ申請所だった。
申請書をもらい記入していく。すると係官がやってきて
「どこに行くんだ」
と聞いてきた。
どこに行くって、カンボジアに入国するためにここに居るんだろうが!と思いいぶかしげに見つめていると、その係官がカジノを指した。
その時やっと意味が分かった。
カンボジアに入国する目的なのか、カジノで遊ぶ目的で来たのか知りたかったのだ。以前ここの国境では日帰りが許されなかった。カジノはカンボジアのイミグレの前にあるので、入国してしまうとその日はカジノで遊ぶことができず1日つぶさなくてはならない。そのため係官が抜け道をオファーしてくると聞き知っていた。
いくらかは忘れたがお金を支払えば、その場で入出国手続きをしてくれる。日帰りはおろかカンボジアのイミグレを通過する必要もないわけだ。私は日帰りができるようになっているのは知っていたし、イミグレは目と鼻の先だ。
「ポイペトに行く」
と答えると、すぐ引き下がった。
申請書と写真と20USドルを窓口に出す。すると窓口のすぐわきにいる係官が
「100バーツ」
ビザ代は20USドルか1000バーツなのだが、昨今のドル安のためドルで支払う人に追加料金を要求してくるのだ。(現在20USドルは600バーツ強)
最近は拒否しても受け付けてくれると聞いていたので
「NO」
と言いながら料金表を指さした。
するとあっけなく引き下がり、20ドルのまま申請することができた。
ビザはものの5分で発給された。
そしてすぐさま入国。滞在日数書く欄があったが1日と書いても問題なかった。
入国後、道の反対側に行き出国する。
出国ゲートはちょっと混んでいた。
最後尾に並ぶとまた係官がやってきた。
なにかぶつぶつ言っている。どうやらパスポートが見たいらしい。
パスポートを渡すと、入国日を確認して何か言っている。日帰りはダメだと言っているだろうと思い。
「帰えらなくてはならないんだ」
といって、彼の手の中にあるパスポートを引き抜く。しばらくぶつぶつ言っていたが無視していたら諦めた。出国手続きの際に何か言われるんじゃないかとちょっと不安だったけど、すんなり通過できた。
初めてのカンボジアだったが、調べた通り事が運んでよかった。
後はカジノを調べて帰るだけだ。

2011年6月4日土曜日

ポイペトへビザラン①

先月カンボジアにビザランしてきた。バンビエンに知り合いがいたのでラオスにばかり行っていましたが、それも必要がなくなりました。クアルンプールの日帰りも都合よくAirAsiaの格安チケットが手に入るわけもないので、初カンボジアです。
入国してすぐ出国したので、カンボジアに行ったことがあるとは大きな声では言えませんが・・・

朝の五時起床。
6時ぐらいのカジノバスに乗れればいいかなと思っていたけど、とりあえずネットにアクセス。なんだかんだでアパートを出たのは6時になってしまった。カジノバスはルンピニ公園から出発するのでプラカノンから45番のバスにのる。カジノバスとは、国境のカンボジア側の町、ポイペトにあるカジノに行くために運行されているバスです。(料金さえ払えば誰でも乗れます)。
カジノバスが出るバス停は、HSBC銀行の向かいにあるらしい。あそこら辺はあまり行かないので一番近いバス停で降りられるか不安。
まあMRTルンピニ駅をこえて次あたりで降りれば大丈夫だろう、と思いながらバスに揺られる。平日の朝なので通勤通学客で込んでいた。
バスはMRTルンピニ駅あるウィッタユ通りを陸橋をのぼってパスしていった。陸橋をおりると、すぐバス停。おそらくここだろうと思い降りてみると、HSBC銀行があった。向かい側をみると、そこにもバス停がある。すぐ近くに歩道橋があるので、簡単に反対側に行くことができた。
7時15分前、それらしきバスは止まっていない。
はたしてここかと思っていると、歯が1本抜けたおっさんが、
「どこ行くの」
「ポイペト」
「OK」
ここで待っててと手招きされる。
5分ほどでバスがやってきた。おそらく7時発のバスなのだろう。
7時10分にバスが動き出した。このまま出発と思いきやルンピニ公園を1周して元の場所に、しばらくして何人か乗ってきて、結局7時30分ぐらいに出発。
バスはバンナーのビックCでまた客を乗せる。
そこに30分ぐらい止まっていただろうか?分かっていれば朝飯を調達しに行きたかったが、初めてなのでじっと席で待つしかなかった。
8時30分にバスは出発した。ルンピニではガラガラだったが結局80%位の乗車率になっていた。
しばらくして、水・揚げパン・豆乳が配られた。揚げパンは小さく、2口で食べ終わってしまったが、空腹のせいか美味しく感じられた。(ほとんど味がついてなくてそのまま食べても普通あまりおいしくない)豆乳はホット、これは初めて飲んだけど結構いけた。(これも空腹のせいかな?)
次に料金を徴収される。金額は200バーツ。お金を払うと、小さな紙切れが渡された。そこには17:30とタイ文字。おそらく帰りのチケットだろう。往復200バーツならかなり安い。
1時間ほどしてバスはガソリンスタンドに寄った。そこにコンビニがあったので、菓子パンと飲み物を調達。10分はど止まっていただろうか、そしてすぐ出発。

11時45分に国境のすぐ手前にバスは着いた。アランヤプラテートだ。