2010年5月8日土曜日

2010年5月2日友好橋に向かう3

部屋出で待たされている中にさっき見かけた西洋人の女がいた。
他は、中東系の男と、タイ人。
タイ人は旅行会社の関係なのだろうか、多くのパスポートを所持している。
係官はそれらのパスポートにスタンプを打っている。パスポートの中をチェックするわけでもなく、次々とスタンプを打ち続けている。
中東系の男が呼ばれる。
係官とのやり取りを見ていて、オーバーステイしているのが分かった。
500バーツ請求されていたので、1日オーバーしただけだったようだ。
領収書みたいなものにサインをし、その控えを貰っていた。
その間に十数個のパスポートを持ったタイ人がやってくる。
そして、そのタイ人を先に処理する。
流れ作業的にスタンプを押すだけだからそれほど時間はかからないが...
その間に初老の西洋人男性がやってきた。
順番的には西洋人の女だと思ったが、私が呼ばれる。
「I changed my passport.」
「Wow !!」と驚かれて、席に戻るように指示されてしまった。
やっぱりダメなのだろうか?確信が不安へと戻されてしまった。
次に西洋人の女ではなく初老の男性が呼ばる。(どういう順番?)
彼もオーバーステイ。罰金1,000バーツ払ったから2日オーバー。
彼の処理が終わると、係官が立ち上がり、傍らの書類を2枚取り出し、1枚を西洋人の女性に、もう1枚を私に差し出した。
書類は、新しいパスポートへの移行申請書だった。
彼女も私と同じ立場だったのだ。
申請書を渡されたことで、この場で処理してくれることが分かり、ホッとする。
係官が驚いたのは、続けて2人来たからだろう。
これでバンコクに戻り、処理をしてまた出国する必要はなくなった。
というより、国境のイミグレに申請書類が置いてあるということは、事前に処理しておく必要はないということだ。空路の場合、フライト時間に間に合わなくなる可能性があるので、しておいた方がいいと思うが。
バンコクの領事部でパスポートを受け取った時に、移行手続きの仕方が書かれた用紙を貰ったが、「出国する前に移行手続きをして下さい。」と書かれていた。至極当然なので、私も事前にタイのイミグレに行こうと思っていたのだが、日本大使館がタイのイミグレの運営まで知る由もないので仕方のないことだろう。
我々の処理をしている間にも、パスポートを抱えたタイ人がやってくる。そのたびに処理を中断し、それらのパスポートにスタンプが押される。
この部屋に入ってからすでに30分は過ぎている。
西洋人の女は、処理が終わりパスポートを受け取って出て行った。
手続きは申請書に新旧のパスポート添えて提出するだけ。
料金はかからない。(バンコクのイミグレなら料金はかからないだろうと思っていたが、国境では申請料金が設定されていても仕方ないと思っていた。)
次は自分の番かと思った矢先、またタイ人がやってくる。そしてオーバーステイの外国人。次々と割り込まれ、結局1時間以上かかってしまった。
時間はたっぷりあるし、クーラーの効いた部屋で座って待っていられるので苦にはならなかったが...正味かかった時間は5分程度。

橋を渡るためのバスのチケットを購入。20バーツ。
前回は15バーツだったが...チケットをよく見ると時間外料金+5バーツ。
続く

0 件のコメント: