2010年5月6日木曜日

2010年5月2日友好橋に向かう2

バスがNavanakornというバス停にとまた時満席になった。しかしここがどの辺なのかさっぱり分からない。(少しは地理を勉強しなくては...)
深夜12時ごろドライブインについたが、いつもの場所ではなく真新しかった。
特におなかがすいていなかったので、飲み物だけ買ってバスに戻る。
3時過ぎに隣の女の子が下車した。隣のシートを使って何とか横になる。
上手く眠れて、気が付いたらノンカーイのバスターミナルに着いていた。
今まではノンカーイの手前で、パスポートチェックがあったのだが、今回はなかったのだろか?それともぐっすり眠っていたので起こさなかったのだろうか?
まぁ、どうでもいいのだが...元々何の意味が分からなかったし。
ただ、ノンカーイについて、バスターミナルに向かうために右折するところ(ロータスのちょっと先)で降りたかった。パスポートの移行手続きをしていないから、
国際バスは使えない。サムローか徒歩で国境まで行くしかないので、わざわざ国境から遠ざかる必要はない。歩く距離が短くなることは当然だが、サムローの料金も安くなるだろう。

バスを降りると、涼しかった。空は一面雲。
サムローのおっちゃんが近寄ってきたので、
「フレンドシップ」
「ラオ?」
コックリと頷く俺。
「OK」とオヤジ
「タオライカップ」
「ホクシップ(60バーツ)」
「サムシップ(30バーツ)」
「ハーシップ(50バーツ)」
「サムシップ(30バーツ)」
ムリムリと手を横に振るおっちゃん。
50バーツは普通の値段だと思うが、サムローに何人乗っても同じ値段。
普通はオヤジが相乗りする人を見つけてくれるのだが...
時刻は早朝7時前、同じバスでラオスに行きたい人は国際バスに乗る。
国際バスならビエンチャン市内(バスターミナル)まで60バーツで行ける。
わざわざサムローで国境には行かない。その後橋を渡るだけのバス代とラオスのイミグレから市内行くまでのバス代がかかる。
涼しいのでとりあえず歩くことにした。流しのサムローも走っているし、交渉しだいでは30バーツでいけるかもしれない。

大通りに出てしばらくすると、1台のサムローが近づいてきた。
「フレンドシップ」
「OK」
「サムシップバーツ」と俺
「シーシップ(40バーツ)」
「サムシップ」
「ノー、シーシップ」
このオヤジ、シーシップといいながらしきりにガソリンタンクを指す。
おそらく石油が高くなったからまけられないといいたいのだろう。
「サムシップ」
「シーシップ、ニンノイ」
今度はニンノイを連発しだした。
ニンノイは「少し」の意味。
何が少しなのか分からなかったが、何度も聞いているうちに「安い」という意味で使っているんだなと気が付いた。が、時間はたっぷりあるし、涼しいから歩くことにした。(夕方6時過ぎないと、バンコクへ行くバスも列車もない。)
「マイアオ(いらない)」
歩き出したした瞬間
「サムシップOK」
「サムシップナ」と念を押して乗り込む。
国境の友好橋までは単純な道順だ。お大通りを直進し突き当たりを右折すればすぐイミグレが見える。その先がメコン川で国境。
ここにかかっている橋の名がフレンドシップブリッジ。日本語に訳すと友好橋。
サムローは突き当り直前で止まった。10バーツ値切ったからか残り50メートル、往復100メートルを走りたくないらしい。まぁ、これくらい歩いてもどうということはない。
30バーツ払って歩いていく。

出国審査の窓口には数名並んでいて西洋人の女もいた。
ガラガラかと思っていたのでちょっとびっくりしたが、とにかく並ぶことにした。
自分の番になり、新旧のパスポートを見せて
「I changed my passport.」
「Office」と建物方を指差す係官。
彼が二つ返事で対応したことから、何とかなると思った。
おそらく同じようなケースがいっぱいあるのだろう。
オフィスの中には係官がおり、3人ほど待たされていた。
係官にワイをするとベンチに座るように促された。
果たしてどうなることだろうか?

続く

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