2011年4月5日火曜日

ビエンチャンにビザラン3

タイ領事館は混んでいるかと思ったが、意外とすいていた。
整理番号札を発券する。(銀行や役所にあるような感熱紙に番号が印刷される機械)320番、すいてる割には大きな数字だ。電光掲示板で現在の番号を見ると315番。呼び出しは5人単位で続けてコールされるので、すぐ順番が来るだろう。申請書はすでに書いてあるので、写真を糊付けするだけ。糊付けはすぐに終わり、申請窓口のそばに移動し順番が来るのを待つ。
申請窓口では私が着いた時と同じファランのおっさんが、ずうっと交渉していた。何のカテゴリーのビザがほしいのかわからないが、発給を拒否されているのかもしれない。しばらくして諦めたのか、申請書を持ったまま引き上げていく。私のパスポートにはビエンチャンで発給されたダブルの観光ビザが1枚だけなのでおそらく大丈夫だろうが、ダブルをシングルにされたり、次回は発給しない旨のスタンプを押されてしまうかもしれない。
そのおっさんが引き上げると、すぐに次の番号がコールされる。一応320番がコールされるの待って並ぶが、2番目になった。申請書とパスポート、それにパスポートの写真のあるページのコピーを窓口に差し出す。ラオスの入国スタンプのあるページのコピーも必要と言われているが、提出したことはない。いつも問題なくOK。申請書に漏れや記入ミスがないかチェックされ、そしてパスポートの中をチェックされる。特に何も言われることもなく受理された。ただ、係官がエントリーのチェック欄に、シングル・ダブルのどちらにチェックを入れたのか見れなかった。申請書にシングルかダブルか記入する欄はないのでビザ種別のツーリストにチェックを入れその横の余白に「×2」と記入する。以前は口頭で「プリーズ ダブルエントリー」と言っていたのだが、係官が上記のように書き加えてたの見て、以後自分で書き加えておくことにしている。今回はこちらから何も言わなかったので、ダブルになっているか不安だったが、「隣の建物に行ってください」といわれて、確認することなく申請窓口を後にしてしまった。でも、拒否されることなく受理されたので一安心。少なくともシングルはもらえるので、最大3カ月は滞在できる。
通常、隣の建物で料金を払う。しかし今日まで無料だ。
整理番号札にスタンプをもらって終了。
過去2回、ビザの無料が延長されている。ただし、無用期間が終了する前に延長の決定が行われないので、過去2回とも有料の期間が1が月ほどできてしまった。はたして3度目の延長はあるのだろうか?

急ぐわけではないので、バスターミナルまで歩くことにした。向かいのタラートサオで両替し、ホテルに行く。しばらく歩いていると、どこかで見たようなファランが立っている。近くまで行くと、彼が先ほどボーダーから乗り合わせたカナダ人であることが分かった。タイ領事館からタイ人の女性2人とタラートサオに行ったはずだが・・・
偶然の再会に驚きながらもあいさつを交わし、立ち話。
どうやらサムローが故障らしい。彼は学校が休みになったので旅行に来ているらしく、この後中国に行くとのことだった。
「ビザの申請に行ったんじゃないの?」ときかれて、
「もう済んだよ」と答えるとびっくりしていた。
彼も教師の仕事につく前にビエンチャンで観光ビザを申請したことがあるらしく、混んでいるのを経験していたようだ。今の大使は厳しく発給を制限しているのだが、その前はゆるゆるだった。無料ということもあって、多くの申請者で混み合っていた。
故障はすぐ直ったので、ここでお別れ。歩いてホテルに向かと言ったら驚いていた。確かに5000キップぐらいならJRの初乗りくらいだろうか、だけど歩ける距離なら歩いてしまう。単なる貧乏性だと思うが、そういう性分なので仕方がない。
タラートサオで両替を済ませ、お目当てのホテルに行く。
部屋が空いていればいいが・・・

つづく

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