2011年4月3日日曜日

ビエンチャンにビザラン

3月30日23:45発ウドンターニ行のバスに乗らなくてはならない。
3月でビザ発給の無料サービスが終了してしまうので、31日の午前中までにビエンチャンに行かなければならない。最終日は混みそうなので、もう少し早く行きたかったが、ビリヤードの試合の日程上こうなってしまった。実はこの日も9ボールの試合があった。途中で抜けなくてはならなかったが、仕方がない。普段は9時過ぎのノンカーイ行を利用するのだが、それだと全く参加することができない。
プールバーを出てスクンビット駅に向かう。そこからジャットジャック駅まで行き、歩いてモーチットマイ(バスターミナル)に行く。ジャットジャックからモタサイでもいいが歩いても20分くらい、荷物もDバック1つなのでいつも歩いている。
バスターミナルに23時15分ぐらいに着く。いつもなら大勢の客でにぎわっているのだが、この時間はほとんどいない。歩くのもままならないほどなので、この時間帯を利用するのも悪くないと思った。
私のバスはまで来てはいなかったので、フードコートに行ってビザの申請書を書いてしまうことにした。
フードコートはすでにしまっていたが、5,6人がまだ座っていた。申請書を書き終わると23時30分になっていた。腹は減っていなかったが、バーではビールしか飲んでいないのでセブンイレブンによってから戻ることにした。バスに乗れば水とお菓子が配られるので、菓子パンだけ買うことにした。
バスはすでに待っていった。そのバスをみると、私の席にタイ人のおばちゃんが座っているのが見える。係員に確認するとこのバスで間違いないらしい。おばちゃんが勝手に座ってんだろうと思いバスに乗車しようとするが、車掌がいない。仕方がないので勝手に乗り込むと、おばちゃんが隣の2人席移っていくところだった。
バスは24時過ぎに出発した。しかし車掌が水とお菓子を持ってくる様子はない。ほかの席を見るとすでに配られている。さっきのおばちゃんが俺の分を持っていってんじゃないかという疑念が湧いてくる。お菓子はどうでもいいのだが、飲み物がほしい。バスは出発して10分後位に消灯した。もうあきらめて寝ることにした。
ウドンターニには7時10分に着いた。8時の国際バスに乗ろうと思っていたのでギリギリじゃなくて良かった。バスを降りてビエンチャン行のチケットト売り場に行く。
カウンターに「10:30」の札が・・・
ということはすでに売り切れ・・・
係りのおっさんに
「エイト オクロック?」と聞く
「ノー」
「スタンディング OK?」
「ノー」
「プリーズ」
「ノー」
ウドンターニからビエンチャンまで2時間ぐらいかかるが、定員を超えて立って乗っていた人を見たことがある。タイ人にしては融通の利かないおっさんだった。
8時に間に合わないこともあり得ると思っていたので、その時はタクシーに乗ろうと思っていた。ウドンターニの市内ではほとんど見かけないメータータクシーが、バスターミナルには待機している。(メーターだからと言って安心とは限らないのだが)
仕方がないのでタクシーで行こうかと思ったが、ここはバスターミナルだ。ノンカーイに行くバスがあっても不思議ではない。以前ノンカーイからウドンターニまでバスで移動したときは、別のバスターミナルについてしまったので、このような考えがすぐには思いつかなかった。
バスの発着所に行き、ノンカーイ行のバスがあるか聞いてみた。
やはりあるらしい。
教えてもらった乗り場に行くと。ノンカーイと書いてある。そこの係りの兄ちゃんに、ノンカーイというと
「ファイブ ミニッツ」
5分後に出発という事かな?と思いながら待つことにした。発着場には時刻表らしきものがあり、ノンカーイの始発は11時になっていた。これでは間に合わないで、その時刻表を指さして兄ちゃんに確認してみる。
「ファイブ ミニッツ」
と、また言って隣のバスを指した。
ラヨン発ノンカーイ行きのバスが止まっていた。おそらく5分後に出発で、その時空いてる席に乗せてくれるんだろう。
7時30分、兄ちゃんが乗ってもいいよと、手招きをしてくれた。
運賃は50バーツだった。今思うと、近くに国鉄の駅があったので、ノンカーイに行く列車に乗れてかもしれない。

つづく

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